運転免許を取って、マイカーを持っていざ自分の車を持つと必要な経費として、ガソリン代、車検代の次くらいに必要経費として定期的に必要となるのが、オイル交換代ではないでしょうか?
オイル交換は、車や運転頻度にもよりますが、半年や5,000kmで交換が必要となります。
オイルだけではなく、2回に1回はフィルター交換が必要になり、エンジンオイルだけではなく、オートマチックオイルの交換があったりと出費が増えます。
もし交換しなかった場合、エンジンの性能や燃費が悪化します。
しかしオイル交換と言っても、車屋さんにいけばたくさんの種類のオイルがあってどれが自分の車に使用出来るのか悩む人もいると思います。
今回は日産のファミリーカーとして大人気の「セレナ」のオイル交換について頻度や費用を紹介したいと思います。
日産「セレナ」C26系のオイル交換はいくらかかる?
では実際にどれくらいオイル交換にかかるのでしょうか?
大体エンジンオイルは価格にして1Lで1,000円前後と言われています。
セレナは3.6〜3.8L使うので平均では4,000円前後と言われています。
しかし日産はディラーによってオイル交換にかかる費用が違うらしいです。
資本ごとに独立した経営をしているので、日産自動車、日産プリウス日産サティオで価格設定が違うみたいです。
他の店舗との比較は次のテーマ内で教えたいと思います。
通常のオイル交換だと3,780円(SW級5W―30)+工賃525円。
SL級OW―20だと6,804円します。
またそれにエレメント交換も追加となると1,312円+工賃525円が通常だと発生します。
このSW級やSL級というのは、オイルのグレードのことで、SAからSNまであり、SMはSLよりも、浄化性能や耐久性、耐熱性、耐摩耗性に優れています。
またセレナはMR20DDというエンジンを使っており、そのエンジンの純正粘度がOW―16、HKS推奨オイルがOW―20となります。
このWとはウインター冬という意味があり、0Wは−35℃、5Wが−30℃、10Wが−25℃まで使用可能という意味があります。
数字の小さい方がオイルは柔らかく、エンジン始動時の負担が少なくて済み燃費の良さにも繋がってきます。
後半の数字は、高温時100℃の状態での粘度を表しています。
20、30、40という数字がありますが、数字が小さいほど柔らかく大きいほど固いオイルということになります。
セレナは純正粘度が0W―16だから高温時にかなり柔らかいオイルで大丈夫ということになります。
ではそのオイルが実際いくらぐらいかかるのか何社かと比較してみたいと思います。
日産「セレナ」オイル交換の料金はオートバックスが一番安い?料金を比較!
では実際にどれくらいかかるのでしょうか?何社か比較してみたいと思います。
まず日産のディラー店ですが、先ほど上記で軽く説明しましたが、資本によって分けられています。
その為、オイル交換の費用もバラバラとなっています。
あくまでも参考の価格ですが、日産プリンス店では4,500円、日産店では2,100円となっています。
この価格差は謎です。
ではディラー店以外だとどこでオイル交換が可能でしょうか?
オイル交換と聞いてまずパッと思い浮かぶのが、オートバックスです。
ディラーでは純正品のオイル交換を推奨されますが、純正品は日産にしかありません。
しかしオートバックスには、プライベートブランドオイルがあります。
しかしネット上ではオイル自体の値段の表記が無いため、正確な数字はわかりませんでした。
オイル交換をもしオートバックスで行うならメンテナンス会員になると工賃が無料なので、その分は安くできると思います。
またオートバックス以外にも有名な店舗としては、イエローハット、ジェームズ、タイヤ館があります。
あくまでもセレナに限ったものではなく、一般車での料金比較を掲載します。
オートバックス | 4,200円 |
イエローハット | 2,400円 |
ジェームズ | 3,600円 |
タイヤ舘 | 4,900円 |
となっており、調べた比較で言うとイエローハットが平均して安いということになります。
あくまでもオイルのみの価格ですので、それに工賃もプラスされます。
またオイルの銘柄や種類によっても差が出ます。
詳しくは実際に店に足を運んで比較してみてください。
キャンペーンなどでこれよりも安くなる場合もあるかもしれません。
日産「セレナ」オイル交換の目安や頻度はどれくらい!?
では実際にオイル交換はどれくらいの頻度で行うのがベストなのでしょうか?
日産の公式ホームページによると、通常使用の場合は1年ごとか15,000km走行ごとシビアコンディションの場合は半年ごとか7,500km走行ごととありました。
このシビアコンディションとは、悪路での運転、突き上げ感のある道や砂利が飛んでくる道、埃の多い道や雪道での走行や、走行距離が年間で20,000kmを超える場合や、反対に往復8km圏内の短距離での走行が多い場合、坂道の上り坂や下り坂が多かったりブレーキの使用頻度が多いことや、低速走行30kmぐらいでの走行やアイドリングが多いこと、のことのことを割合として30%以上やっている場合はシビアコンディションということになりオイル交換の頻度が変わってきます。
では実際にどうやって交換時期を判断できるのでしょうか?
車によってはナビや警告ランプでの表示が出る場合もありますが、それはあくまでも
設定によって操作された走行距離での判断での表示ですのであくまでの目安となります。
しかし自分達で確認する方法はないのでしょうか?
実は車の日常での点検方法は自動車学校での免許取得時に習っていて、その中にオイルの確認方法も学んでいます。
と言っても覚えていない、普段していないから忘れている人が多いと思います。
エンジンオイルの確認方法を紹介します。
① エンジンが冷えていることを必ず確認
エンジンオイルの点検作業には、エンジンが熱い状態で行うと火傷の危険性があるので
必ず水平の場所でエンジンを切ってから行ってください。
また走行後はエンジンが熱くなっている場合があるので、その時は必ず冷めるまで待ってください。
② オイルレベルゲージを引き出す
ボンネットを開けて、オイルレベルゲージを引き出します。
オイルレベルゲージはエンジンオイルに押し込まれている点検用の器具で、一般的な国産車は取手がオレンジ色のリング状になっています。
そのリングの先にある棒状の部分がオイルレベルゲージです。
③ オイル汚れを確認
オイルレベルゲージを引き出し、付着したオイルをウエスや白い布で拭き取ります。
透明度のあるオイルが広がっていれば、良好な状態です。
広がったオイルが焦げ茶や黒になる場合はオイルが汚れていますので、交換のタイミングと言えます。
④ オイルの量を確認
オイルを拭き取った状態のオイルレベルゲージを再度押し込み、引き出します。
オイルレベルゲージにはFとLの記号が刻まれており、オイルの量が十分であれば付着したオイルがFとLの間に収まっています。
Fより上部であれば多過ぎ、Lより下部であれば不足していることを示しますので調整が必要となります。
上記の方法でオイルの量と状態を確認し必要であれば、オイル交換をしましょう。
まとめ
今回はセレナのオイル交換の話をしましたが、交換目安や確認方法はセレナに限らずどの車にも対応します。
必ず交換しなけば車のエンジンに影響が出る部分ですので、しっかりと交換しましょう。
また消耗品なので、なるべく安く抑える方法を工夫を凝らしてしっかりと自分の愛車を気持ちよく乗っていきましょう。
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