皆さんのご家庭において、タッパーは欠かせないものですよね?
残り物のおかずから、下ごしらえをしたお肉、カットした野菜など、どんな食材でもタッパーを使えば簡単に保存することができますよね。
とにかく便利で、一人暮らしからご家族でお住いのどんな家庭でも必需品なタッパーですが、便利すぎるゆえに使いすぎることで、洗い物が増えてしまい面倒に感じることないでしょうか?
そんな時、食洗器でタッパーが洗えたら便利ですが、タッパーはプラスチック製品です。
高温になる食洗器で洗うことは可能なのでしょうか?
今回は、タッパーの中でもとくに有名なジップロックのタッパーについて、食洗器で洗うことは可能なのか?また、その際の注意点についてまとめてみました。
ジップロックのタッパーは食洗機に入れても大丈夫?
冒頭で述べた通り、ジップロックのタッパーはプラスチック製です。
食洗器に入れたときに、高温で溶けてしまい危険になるようなことはないのでしょうか?
結論から申し上げますと、食洗器でジップロックのタッパーを洗うことは可能です。
しかし、注意点もあるので最後まで読むようにしてください。
こちらで調査したところ、日本で使用される一般的な食洗器は、水温が洗浄温度60~70度で、すすぎ時の温度は70~80度ということが判明しました。
また、乾燥時の食洗器内部はなんと90度もの高温になることがわかりました。
熱湯とまでは行きませんが、かなり高温の水で洗浄したうえで、乾燥させているようです。
これは、頑固な油汚れをしっかりと落とすとともに、高温にすることで除菌も行うためだそうです。
一方で、ジップロック公式ホームページによると、ジップロックのタッパーの耐熱温度は、本体と蓋ともに約140度までとなっており、電子レンジでの加熱にも対応していると記載されてありました。(電子レンジでの加熱では、蓋を閉めずに使う必要があります。)
このことから、日本で売られている家庭用の多くの食洗器では、ジップロックのタッパーを洗うことができるということがわかりました。
ですから、実際に洗う前に必ず説明書を読んで、温度を確認するようにしてください。
また、今回調べたタッパーはジップロック製のもののみです。
タッパーには100円均一ショップで売っているような、ほかにもさまざまな種類があり、ものによって耐熱温度が異なりますので、こちらも洗浄前に必ず確認する必要があります。
さて、このようにジップロックのタッパーは食洗器を使って洗えることがわかりました。
しかし冒頭で述べたように、これには注意点もあります。
食洗機でタッパーを洗う時は入れ方に注意が必要
今や、誰もがタッパーを持っていますよね。
ですから、タッパーを食洗器で洗うことを考える人がいることは簡単に想像できますよね。
そこで、そもそも食洗器でタッパーを洗っていいのかどうか、食洗器の説明書に書かれていないか調べてみました。
実際に調べたところ、以下のように記載されていました。
食洗器内部のかご本体の小物入れセットに入るものを除いて、飛ばされやすく軽いものは危険ですので入れないでください。
また続けて水圧でかごから飛び出して、ヒーターの部分に落下した場合に発煙や焦げ、においや変形の原因となる恐れがあります。
と記載がありました。
なんと、「危険ですのでおやめください」という記述がありました。
これはどういうことなのでしょうか?
実は、食洗器では、洗浄時の水の水圧はかなり高く、スプーンやお箸などを筆頭に軽いものは簡単に飛ばされてしまうほどなのです。
スプーンやお箸などは、専用のかごがありますから、そこに収納することで飛ばされてしまうことを避けることができますが、タッパーでは大きすぎるためにそこに入りません。
では、やはり食洗器でタッパーを洗うことはできないのでしょうか?
ご安心ください。
ちょっと工夫をすることで、食洗器で洗うことができます。
食洗器の説明によると、水圧で飛ばされることによってヒーターに近づいてしまう、もしくは当たってしまうことが危険なようです。
ですから、水圧で飛ばされてしまわないようにします。
ふたと本体をほかのもので抑えるように食洗器内部に設置することで、解決できます。
結論はタッパーは食洗機に入れても大丈夫!
今回は、有名なジップロックのタッパーについて食洗器で洗うことができるのか、具体的に調べてみました。
結論は、ジップロックのタッパーであれば食洗器に入れても大丈夫とのことでした。
タッパーとその蓋は完全にプラスチック製ですので、高温になる食洗器で洗浄するのは危険ではないのだろうかと疑問に持たれる方も多かったと思われます。
意外にも、一般的な家庭用食洗器の内部温度は非常に高温になることがわかりました。
しかし、それ以上にジップロックのタッパーの耐熱温度が優秀であったため、温度上は問題がないことが判明しました。
しかし、洗浄中に水圧で飛ばされてしまうと危険です。
ですが、それもほかのもので飛ばされないように対処することで解決できることがわかりました。
また、もう一つ皆さんにお伝えしたいポイントがあります。
タッパーを食洗器内部に設置する際は、本体をひっくり返した状態で置くことをお勧めします。
タッパーをご使用になられたことのある方なら誰もが共感できると思いますが、タッパーの溝って一度濡れるとなかなか乾きにくいですよね。
もし、タッパーを表にしたままおいてしまうと、溝に入った水がなかなか乾燥しにくいのです。
また、それだけでなく、タッパーが飛ばされてしまわないように上に押さえとして置いた別の食器などから垂れてきた水が、タッパー内部にたまってしまうことも考えられます。
そうすると、長時間放置したときにずっとタッパー内部に水がたまったままですので、不衛生ですよね。
ですから、設置する際はひっくり返しておくことをお勧めします。
まとめ
今や、一人暮らしから家族でお住いの、幅広く様々などのご家庭でも、食洗器を利用されている方は多いと思います。
わざわざ手間をかけて洗う必要がなく、また乾燥も自動でしてくれるので便利ですよね。
そして、もう一つご家庭に欠かせないのがプラスチック製のタッパー。
安価で販売されており、簡単に食材を保存することができるのでとても便利です。
そんなタッパーですが、その中でも特に有名なのがジップロックのタッパーです。
今回は、そんなジップロックのタッパーについて、いくつかの点について注意さえすれば、安心して食洗器を使って洗浄をすることができることが判明しました。
ジップロックのタッパー以外についても、耐熱温度に注意すれば同様に使用できることもわかりました。
これで、皆さん洗い物のことを気にせず、気楽にタッパーを使用してお料理を楽しめますね!
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