スーツケースがカビ臭いということはよくあります。
衣類や身の回りのものにカビの匂いが移ってしまったり、湿気がついてしまって嫌な思いをしたり、カビを取り除くのに時間がかかってしまって苦労したという経験がある方もいると思います。
スーツケースは収納場所や正しい保管をしておけば、カビ臭いのは防げます。
また、カビを発生させないための正しい収納場所もあります。
もし、カビがはえてしまったら取り除くためのお手入れ方法としてクリーニングの仕方もあるので、今回はこのようなスーツケースのカビ臭いことの情報をお話ししておきます。
これを知っているだけで、カビを防ぐこともできますので、ぜひ実践していきましょう。
スーツケースはどこに収納したらいい？カビを発生させないための正しい収納場所
スーツケースを適当な場所に保管していると、いざ使おうとした時にカビが生えてカビ臭くなってしまったという方は多いと思います。
ですが、スーツケースは正しい保管場所におくだけで、長期保管しておいてもカビが生えてくるのを防ぐことができます。
スーツケースにカビが生えにくくするには、スーツケース使用後のお手入れをきちんと行うことも大切です。
スーツケースの収納場所は、直射日光 を避けた風通しの良い場所が良いです。
高温になりやすい場所は、湿気が多くカビが生えやすくなります。
スーツケース内の温度や湿度が上がり、カビが生える原因になります。
もしご自宅に風通しが良い場所がない場合は、梅雨の時期だけでも定期的に収納場所の換気をしたり、サーキュレーターで風を当ててあげるといいです。
除湿器は最も効果的で、できれば中に除湿剤などを入れるとさらに効果的です。
そして雨の時期に使用した場合は、カバーをかけるなどをすれば雨に濡れなくて済むので良い環境を保てます。
スーツケースの素材によっては、乾燥してから保管するようにしましょう。
特に布製のスーツケースは雨に濡れるとカビが生えやすくなってしまいます。
また、使用後はすぐに濡れたものや汚れたものをスーツから出すようにして、長期間そのような状態で放置したりするのは厳禁です。
汚れた衣類や汗や埃もカビや悪臭の原因となるので気をつけましょう。
スーツケースがカビ臭い！正しいカビの取り方を解説
スーツケースにカビが生えてしまっていた場合は、中性洗剤を使用してカビを取っていきます。
中性洗剤は、水と1対1ぐらいで薄めて、タオルに染みこませます。
そしてタオルを絞って、スーツケースに生えたカビを拭いて取り除いていきます。
中性洗剤以外の洗剤は、スーツケースが悪くなってしまったり、錆びてしまうこともあるので、使用しないでおきましょう。
量が多すぎるとスーツケースを傷ませる原因になってしまうこともあるので、薄めずに直接使用するのもNGです。
そして埃やゴミもカビの原因になるので、ブラシなどで綺麗にしてから保管しましょう。
またキャスター部分にも汚れが溜まりやすいので、この部分も綺麗に掃除します。
キャスターや金具の部分は錆も出やすいので、錆止めなどもしておくと綺麗な状態で保てます。
そしてカビ取りが終わったら、除菌などをして、菌の発生で悪臭が出るのも防ぎます。
カビ取りが終わったら、除湿剤などを入れて良い状態で保管するようにします。
また、梅雨や雨の時期は一度綺麗にしてもまた湿気が溜まってしまうので、除湿剤を交換したり、埃などを取ってまた良い状態しておくことも大切です。
定期的にカビが生えてくるかチェックして、生えてきたら都度取り除いておくようにしましょう。
何年も保管していると知らないうちにカビが増殖していることもありますので定期的に掃除しておきましょう。
スーツケースにカビが生えてしまった！クリーニングに出せる？
スーツケースはクリーニングに出すこともできます。
自分でスーツケースを清掃したり、カビ取りをするだけでカビの発生を抑えることや、生えてきたカビを取り除くことはできるのですが、もし大切にしているスーツケースの場合はクリーニングに出しておけばよりしっかりとカビを防ぐことができます。
スーツケースは、使用後できるだけ早くスーツケース専用のクリーニングに出しておけば、完全にカビを生えてこない状態で保つことができます。
最近は、宅配などでも出せるスーツケース用のクリーニングがあります。
スーツケースのクリーニングは、スーツケースの丸洗いや染み抜きなどがあります。
このようにスーツケースを綺麗にしておくことが大切です。
そして、保管していたらカビが生えてきてしまったら、カビ取り加工もできます。
カビ取り加工は、カビだらけのスーツケースを綺麗に蘇らせることが出来るんです。
繊維に入り込んだカビ菌を取り除き、カビ臭をなくします。
もしカビが生えてきてしまったら、カビ加工に出してカビを取り除くのがよいです。
丸洗いは15000円から20000円ぐらいかかりますが、カビ取り加工だけであれば3000円から7000円ぐらいで可能です。
ですが、一度カビが生えてしまうと跡が残ったり、カビ臭さが抜けなかったり、また使用したらカビが生えてくることもあるので、できるだけ自宅でカビが生えない状態で保管しておくのが今後カビが生えにくくするのには有効です。
まとめ
このようにスーツケースは、カビが生えてこない状態で保管するのが一番良い方法です。
カビが生えてしまうと、クリーニングに出してもまた使用後にカビが生えやすくなるので、清潔な状態で常に保管しておくのが大切です。
そして、カビが生えないように綺麗に拭き掃除をしたり、埃がつかないようにしておくだけでカビはずいぶん防ぐことができます。
スーツケースは旅行の時しか使わないという方も多いので、ほったらかしにしておくとカビだけになるので気をつけましょうね。
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