炊飯器でカレーを保存した場合、腐ってしまうのかどうかについて解説をします。
そのうえで、腐るというのはどういうことを意味するのかを解説していくことで長期間保存は腐るという状況と形を維持することができなくなる、劣化という現象の二つが存在しますよという方向性でお話をしていきます。
なお、劣化についてはおいしさがものすごく失われていますというだけで食べることはでき、腐るという腐敗して食物が毒素を持つ状態と異なり、食べることができますが、素直においしくないという状態を意味します。
腐敗と劣化については、別問題で劣化は食べることが可能であるが形とかが崩れていて食感も風味も変わるのでおいしくないという方向で話をしますのでご了承をお願いします。
カレーを炊飯器で保温すると何時間で腐るの?
カレーを炊飯器で保温すると腐るのかですが、腐るタイプの炊飯器と大丈夫なタイプがあります。
まず、腐るタイプは保温力が弱いタイプで高温で保存できないものは危険です。
腐るという状況にはならないのは、70度以上の温度で保温できるタイプの炊飯器です。
マイコン制御やIHのインバーター制御であろうと70度以上の温度をキープできれば炊飯器でカレーを保温しても雑菌が熱で死滅していくので腐敗せず、腐るという状況にはならないです。
ただし、意図的に腐敗した食材を混ぜ合わせると話は別で腐敗した物をあえて混ぜ合わせてカレーを保温して温度をキープしても腐敗した食材の存在が大きくなり、腐敗は避けれません。
なぜなら、腐敗は温度によって死滅しない菌が存在しているため、死滅しない菌が増えれば食中毒という形でおなかを壊すので、腐敗した食材と安全なカレーを混ぜ合わせるというようなことをした場合、即座に廃棄しなければならない食材に変貌します。
ちなみに、炊飯器によっては温度管理が70度以下である物が存在していて、その理由は高温でお米を保存するとお米から水分が抜けてぱさぱさになるがゆえインバーター制御で60度とか65度をキープしている商品もあります。
炊飯器が70度で無いのにはお米を専用で保存するという考えがあり、高音で保存できない商品も存在しているのです。
カレーの保存は、70度で保存し続ければ安全なんですが、それでもわずかながらに菌が繁殖します。
この見えない菌が大量に繁殖すると食中毒になるので、24時間以上の保存は出来ないという方向で炊飯器も24時間の保存の後は綺麗にするように促されています。
それは、高温でも死滅しない菌の存在があり、高温でも死滅しない菌をやっつけるには洗剤できれいに洗浄して菌を洗い流すしか方法が無いためです。
炊飯器でカレーとかを作り保存した場合、24時間を超えて保存しないでくださいとしているのは高温の中でも生き残る菌がいて、細菌が増える可能性が否定できないから最終的には24時間後は水洗いをして炊飯器をお手入れするということです。
カレーを炊飯器で保温すると何日持つの?
カレーで炊飯器を保温した場合、持つ日数は24時間あたりだと言われています。
この問題は、高温でも死滅しない菌が存在している点、高温で死滅しない菌を抑える方法が実は冷蔵庫とかでの低温保存である点で、実はカレーの保存は低温のほうが安全で高温かで死滅しない菌を増やさない方法においてあえて凍結させるという方法のほうが何日も持ちます。
よって、炊飯器で高温化でカレーを保存する場合、24時間が限界で恐らく炊飯器の説明書においても24時間以上保存してはならないと記載があるはずです。
これは、菌が繁殖する可能性の他、臭い移りが問題でカレーの臭いが炊飯器の水蒸気を出す出口に付着することから好ましくないという意見もあり、かつ応音で死滅しない菌が大きい存在で24時間が限度です。
ちなみに冷凍の場合、一応、1か月持ちます。
ですが、食感が変化するという点が問題でこれは劣化という形で食材が形を維持することができなくなり、ジャガイモやニンジンなどの形が崩れてしまって食感が劣化する可能性が高いという点です。
そこからさらに日数がたつと劣化が進み過ぎてもはや食感どころか味にも影響を及ぼすため、冷凍保存したカレーは1か月を過ぎると一応食べることはできるんですがおいしくないので廃棄するという流れです。
冷凍という技術のほうがはるかにカレーを保存することができ、かつおいしさに対して追求しないのであれば一応永久的に保存できるんですが、問題はおいしさが失われる点で、これは保温という方法でも同様に安全性とおいしさを鑑みた場合、24時間が限度なんです。
逆においしさを追求せず、熱で死滅しない菌が発生しないという方向であれば3日以上保存できるんですが、どうしても菌が繁殖してしまう上熱に強い雑菌は冷蔵でしか繁殖を抑えることができないため、加熱し続ければそれで安全だと言い切れないんです。
だから、カレーはあえて炊飯器で保存するのではなく、冷凍とか冷蔵が一番安全で、食べるときに加熱すれば熱で菌を死滅できるので安全だというわけですね。
他の炊飯器料理は保温していると腐るの?
他の炊飯器料理は保温していると腐るの?という問題ですが、腐敗しますし劣化もあります。
まず腐る点ですが、これは加熱し続ければ腐敗しないという考え方が間違っていて、熱を加え続けても菌は増えるんです。
そして熱の中でも活動できる細菌が増えれば食材は腐敗して腐るという状態になるので、冷蔵庫のほうが安全だったりするんです。
冷蔵は菌の活動を抑えることができるので、熱に強い菌が繁殖できない環境を作ります。
そして再度熱を加えて温めると熱の中でも活動できる細菌は再度活動をするんですが、熱を加え続けるときと異なり、増え方に違いがあるんです。
熱を加え続けている炊飯器料理の場合、熱に強い細菌が中に居続けたうえで、活動できる状況下で保存しているため、熱い中菌が活動して増えてしまうんです。
これがカレーを冷蔵庫で保存して2から3日当たりで食べきりましょうという問題で他の料理も同様にカレーと同じように腐ります。
シチューなんかがまさに保存が難しいもので牛乳が入りますので得に劣化が激しく、こちらは冷蔵という保存が適切で冷蔵して再度温めて加熱して菌を死滅させるというのを繰り返して2日持てばよい方なんです。
加熱調理は、死滅する細菌というのは熱に弱い細菌のみで100度の温度でも生き残るタイプやてんぷらの温度でも大丈夫な細菌もいるため、冷蔵して保存するが安全でスープ系の料理は大抵が冷蔵して保存して再加熱して熱に弱い菌を死滅させるというのを行ってから食べるんです。
なので、トムヤムクンとかカボチャのスープも炊飯器で保温しますと腐敗しますので腐る料理になります。
炊飯器の保存が大丈夫だと言われている根拠は熱を加え続けているからというものですが、問題は熱で死滅しない細菌が実は存在している点、それらはスープ系の料理の敵であるから大抵のスープ料理は要冷蔵という形で冷やしてほしいですと言っているんです。
冷やすという手法は素晴らしい手法で菌を鈍らせて活動させないようにするから熱に強い最近も増えないというわけです。
まとめ
カレーを炊飯器で保温していると腐るのという問題ですが、腐ります。
いつ頃腐るかについては不明ですが、温度に関係なく、炊飯器では熱に弱い細菌を駆逐できないため、冷蔵という保存の方が優れていて冷蔵で保存するほうが安全です。
特にスープ系の料理が注意でスープ系の料理は細菌が熱で死滅しないものが多く長期間保存すると食中毒を起こす細菌に変化しますのでこれは腐敗していると言えます。
だから、スープ系の料理の多くは要冷蔵ですという具合に記載があり、冷蔵庫での保存が最適で熱に強い細菌が活動しないことから賞味期限内や消費期限内であれば、安全に食べることができるということです。
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