裁縫をするときにあると便利なのが「ニードルブック」。
マチ針や刺繍針などさまざまな針を保管するのに重宝しますよね。
以前はピンクッションに針を刺して収納するのが一般的だったかと思いますが、今ではニードルブックでの収納が主流になりつつあります。
\\パフウールで刺しゅうするニードルブック!!//
その理由のひとつが、自分だけのオリジナルニードルブックを作ることができるからなんです!
“ブック”と名前がついているようにニードルブックは本の形をしているので、表紙と裏表紙のデザインに自分の個性をだすことができます。
もちろん内側のデザインだってポケットをつけたり機能性をプラスしてもOK。
世界に一つだけの作品なんてステキですよね!
でもどうやって作るの?
実際に作るのは難しそう……そんなアナタのために!
今回はニードルブックのサイズ選びからフェルトを使った作成方法まで初心者の方でもわかりやすく丁寧に解説していきたいと思います!
ニードルブックの作り方でサイズの選び方
ニードルブックにはさまざまなサイズのものがあります。
いざオリジナルの作品を作るにしても、まずは何から始めればいいのか戸惑うかもしれませんね。
まずはざっくりでもいいのでどのくらいの大きさにするか決めておくと材料選びなど後の工程がやりやすくなります!
そこでニードルブックのサイズですが、ズバリ「用途」で決めましょう!
アナタのイメージするニードルブックの用途はなんでしょうか?
たとえば、名前のごとく針を収納するためだけのものを作るとしましょう。
その場合は、針の大きさに合わせた手のひらサイズのものがオススメです!
手のひらサイズであれば、コンパクトに収納できるので裁縫箱のスペースを確保することができますよね。
さらに持ち運びにも便利なので、おうちだけでなく外出先にもカバンの中に入れておくこともできます。
糸がほつれてしまったときなど、サッとニードルブックを取り出して縫い付けだってできちゃいますね♪
また、針だけでなくソーイングキット一式を収納するニードルブックもあるんです!
ただしその場合、さすがに手のひらサイズだとハサミやボビンなどはみ出してしまいそうですよね…
たくさんの裁縫道具をひとつにまとめたい!という方は、思い切って単行本サイズの大きさで作ってみても良いと思います!
大きめのニードルブックにすれば、そのぶん表紙のデザインをより細かく作ることができますよね。
見た目を重視する方はあえて大きいサイズに挑戦してよりアナタらしさを表現してみても良いかもしれませんね。
ニードルブックのサイズを選ぶときは、
- 何を収納するのか
- どんな場面で使うのか
- デザイン性を重視するのか
などなど、アナタの用途に沿って選ぶことがニードルブック作りの始めの一歩になります!
ぜひじっくり考えてみてください♪
ニードルブックの作り方でフェルトを使う方法
ニードルブックのサイズが決まったら次は実際に作る工程になりますが、今回はフェルトを使う方法をご紹介します。
というのも、フェルトを使うことによって針を長持ちさせることができるからなんです!
針が刺せればなんでもいいのでは?
と思う方もいるかもしれませんね。
実は針はフェルトに刺しておくと、サビにくくなるんです!
ただしフェルトの選び方には注意が必要です。
同じフェルトでも、100均にあるようなポリエステル100%のフェルトだと針のサビつきを早めてしまいます。
そのため、フェルトを購入する際は100均ではなく裁縫専門店に行くことをオススメします!
そして、ウール100%のものかウール90% ポリエステル10%のものを選ぶようにしましょう!
さらに裁縫専門店だとフェルトの色の種類がたくさんあるので、アナタのイメージに近い色のフェルトが見つかりやすいです。
カラフルなニードルブックを作りたい方はぜひ裁縫専門店に足を運んでみてくださいね♪
さて、お目当てのフェルトを購入したらさっそくニードルブックを作っていきましょう!
オーソドックスな作り方としては、まず内側のフェルトのページから作ることが多いです。
また、ページの作り方もさまざまで4枚重ねてまつり縫いにしたり、重ねて縫うと厚みが気になるという場合は1枚ずつかがり縫いにしたり……
お好みの縫い方でぜひチャレンジしてみてください。
ここで大事なポイントですが、外側と内側のフェルトのサイズはしっかり確認をしておきましょう。
実際の寸法は作るサイズによりますが、内側に比べて外側のフェルトは縦横それぞれ+約2cm程度がオススメです。
外側のフェルトは内側よりひとまわり大きいサイズにすることでよりニードル“ブック”らしくなります。
表紙部分のデザインにこだわる場合は、ページ部分とくっつける前にあらかじめ表紙を完成させておくこと!
ぜひ刺繍やアップリケなどアナタ好みに飾りつけをしてみてください。
表紙とページができあがったらあとは2つをくっつけるだけ!
くっつけるときはボンドを使うのが一般的みたいですね。
ボンドが乾いたら……世界に一つだけの、オリジナルニードルブックの完成です!
ニードルブックの作り方でおすすめの本は?
オリジナルのものを作りたいけど、まずはお手本を参考にしたい!という方もいると思います。
そこでニードルブックの作り方を紹介している書籍をいくつかご紹介します!
『物語を紡ぐクロスステッチ 英国から届いたかわいいモチーフでつくる雑貨』
- ソフィー・シンプソン, 宮崎晴美/ビー・エヌ・エヌ新社
物語を読みながらステッチが学べる図案集!
「弓と矢のニードルブック」の項目が入門編にあるので、初心者の方にオススメです♪
『金の刺しゅう銀の刺しゅう 刺しゅう+ビーズ+スパンコールで作る小物&アクセサリー』
- 二村恵美/高橋書店
英国の伝統刺繍の魅力がつまった1冊!
「すずらんのニードルブック」を作ることができます。
『青と白の刺繍 糸を混ぜて色を作る』
- 矢澤こずえ/日本ヴォーグ社
海や自然をモチーフとした刺繍本。
「平貝のニードルブック」を作ることができます。
レシピ通りに作っても良いですし、アナタ流にアレンジを加えてみてもオリジナリティーが出て良いかもしれませんね!
ぜひお近くの書店またはネットショップで詳しく見てみてください♪
まとめ
今回は「ニードルブック」について、レシピとなるフェルトの素材からお手本になる書籍まで幅広くご紹介しました。
ぜひアナタだけのオリジナルの作品を作ってみてくださいね♪
また、もし身の回りに針の収納に悩んでいたり針がサビて困っている人がいたらぜひ教えてあげてください。
この記事を参考にしていただき、ニードルブックに興味をもっていただけたらとてもうれしいです!
\\パフウールで刺しゅうするニードルブック!!//
アナタのお裁縫ライフがより良いものになりますように♪
コメント