幅広い活用方法のある「すのこ」。
100円ショップでも買えるから、何かと便利ですね。
「すのこ」と聞いて、まず思いつくのは湿気対策ではないでしょうか。
DIYなどにも使うことは多いですが、本来の「すのこ」の使い道といえば湿気対策!カビ予防!!
100円ショップの「すのこ」でもカビ予防はできます。
そんなカビ予防のための使い方をご紹介していきますね。
100均すのこを布団の下に!敷き方や必要数は?
100円ショップの「すのこ」サイズもいろいろですが、布団の下に敷くことはできるのでしょうか。
結果、できます!
ただ、100円ショップの「すのこ」のサイズは大きいものは少ないため何枚かをつなぎ合わせて、作るしかありません。
ここで100円ショップの「すのこ」の1番大きいサイズを見てみましょう。
- ダイソー:40㎝×25㎝
- セリア:45㎝×20㎝
- キャンドゥ:40㎝×20㎝
ただ、薄いので、布団下に敷く用の「すのこ」に比べると強度はかなり落ちるかと思います。
桐よりヒノキのほうが元の強度は高いので、布団の下ならヒノキがあればそちらがいいですね。
ヒノキの香りで安眠効果も期待できる?かもしれません。
では、何枚あったら布団の下におけるでしょうか。
一般的なシングルの敷き布団のサイズが100㎝×210㎝なのでこれに必要な「すのこ」を100均で用意しようとなると以下の通りの枚数が必要です。
- ダイソー:約20枚
- セリア・キャンドゥ:約25枚
これをつなぎ合わせないと布団の下でずれてしまいます。
つなぎ合わせるのに、1番簡単なのは結束バンドですね。
本格的にダボ穴やビスでつなぎ合わせもできますし、こちらは、よりずれにくかったり、強度も増します。
また、「すのこ」だけではたるんだりするので、裏に補強の木材をつけてあげるといいと思います。
「すのこ」を布団の下に置くだけで、カビ対策ができるのでおすすめです。
枚数が必要になってくることと強度がネックになりそうですね。
逆にそれさえクリアできるなら、メリットだらけかもしれません。
100均すのこを押し入れに!湿気対策のポイントは?
定番中の定番の使い方。
押し入れに「すのこ」は、もうド定番ですね。
カビが発生しやすい場所だからこそ、「すのこ」を使ってあなたの大切なものや健康を守りましょう。
押し入れに入れているものは何でしょうか?
お客様用布団だったり、人形などの季節のものだったり、本や思い出のアルバムなんかを仕舞っている場合もありますね。
何を入れているにしても、カビが発生しないように対策しておきたいですね。
「すのこ」には風通しを良くして、湿気やカビを防ぐ効果があります。
今は、プラスチック製の「すのこ」もありますが、木製のほうが湿気を吸い取る効果があるので、おすすめです。
桐タンスはいいなんて聞いたことないですか?
桐だと防虫効果も期待できます。
軽いですし、押し入れで使うなら桐の「すのこ」がいいですね。
押し入れでは、戸を閉めっぱなしのことが多いので風通しが悪くなります。
そこに布団やアルバムを直置きにしていたら、風は通りにくいですね。
なので、直置きをしないことが、まず、第一です。
押し入れの中に全体、「すのこ」を敷くにしても、ものがある場所だけ敷くにしても、まず、「すのこ」本体に防かび剤を塗るといいでしょう。
防かび剤入りのペンキでもいいです。
ペンキはちょっと・・・と抵抗感がある場合は消毒用アルコールを拭きかけるだけでも違います。
また、キッチンハイターを薄めたものをタオルで拭くのもいいですね。
どの方法にしても、「すのこ」を完全に乾かしてから使ってください。
水分が残っているとカビの発生の原因になります。
カビ予防のはずが、「すのこ」からカビ発生ではむなしくなっちゃいますよね。
では「すのこ」の置き方ですが、そのまま置くだけでも風の通り道ができるので効果はあります。
もっと効果を上げる場合は、壁にも「すのこ」を立てかけてください。
押し入れの四隅なんかはとくにカビが発生しやすいので、こうして立てかけておくことで、角に空間ができます
100円ショップにはサイズは小さいけれど、さまざまなサイズがあるので下に敷く用と壁に立てかける用といろんなサイズで試してみれますね。
また、ここでも結束バンドを使って、ずれないような工夫をしてください。
全体に敷くのは、めんどくさ~いという場合にも、布団専用にとか、本専用とかで「すのこ」を使うのもありですね。
布団や重たいものは、「すのこ」の裏側にキャスターをつけて出し入れがしやすいようにするのもいいです。
100円ショップで気軽に手に入るので、だめになっても新しいものに変えやすいのも、ならではですね~。
100均すのこをベッド下に!敷き方や強度は?
DIYですのこベッドを作る方も多いですが、100円ショップの「すのこ」でもできるのでしょうか。
布団の下に敷くことはできるから大丈夫と思えますが、ベッドは床に直接ではなく、脚で支えているので強度も気になるところですね。
もともとのベッドに「すのこ」を敷く場合は布団の下に敷くときと同じ要領で、その上にお布団なりマットレスなりを置いて使えます。
では、ベッドとなるとどうでしょう。
100円ショップの「すのこ」でも作れることは作れます。
すべてを100円ショップの材料でとなると強度が心配です。
高さを低めにしたり、大人が乗っても大丈夫なくらいに補強しないと危険です。
これは、結束バンドでは心もとないので、きちんとビス留めが必要になるでしょう。
100円ショップの材料だけですのこベッドを作るのはおすすめしません。
ベッド下の収納に使う場合なら、これはおすすめです。
ベッド下は湿気もほこりもたまりやすいところなので、カビの発生も存分にあります。
そこで、キャスター付きの「すのこ」を使って、出し入れもそうじも簡単に済ませたいですね。
キャスター付きの「すのこ」は押し入れで使用するときにご紹介したように裏にキャスターをつければ、ベッド下収納完成ですね。
取っ手をつけて出し入れがよりスムーズにできるようにするとなお便利かと思います。
すのこベッドは、やっぱり身体をあずけるベッドで快眠できないとストレスにもなりますのでここは、安全・安心を最優先するべきじゃないでしょうか。
まとめ
100円ショップの「すのこ」、いろいろな使い道があって楽しめます。
特に本来の使い方であるカビの発生を抑えるためには、通気性もよくメリットの多い「すのこ」を活用しない手はないです。
今はDIYをして、「すのこ」を活用することが増えてきています。
簡単なものから手の込んだものまで・・・・・。
それに、再利用も可能なので、ラックを作ったけど、飽きてきたとか別のものを作ったからと、それを解体すれば、押し入れでまた使うこともできたりします。
ただ、あなたの危険がない範囲内で使うことが大切ですね。
せっかく100円ショップで気軽にカビ予防ができても、あなたがケガをしたりしたら、100円ショップでまた買えばいいとはなりませんから。
使う用途に応じて、100円ショップの「すのこ」にするかホームセンター、あるいは既製品にするかを判断したほうがいいですね。
今回、ご紹介した方法を読んで、あなたの判断材料の参考にしてみてください。
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