「服のポケットにボールペンを入れていたら、染みができてしまった!」。
そんな体験をして困ったことがある人は多いのではないでしょうか。
服についたボールペンの染みをクリーニングに出さずに手軽に自分で染みを落とす方法を知りたい!
今回は、
- 水性ボールペンの場合の染み抜き方法
- オキシクリーンを使った時間が経ったボールペンの染み抜き方法
- 水の激落ちくんを使った染み抜き方法
の3つの方法についてご紹介していきたいと思います!
ボールペンの染みは間違った方法でやみくもに落とそうとすると広がってしまいます。
そうなると後々落としにくくなるので適切な方法がお伝えできればと思います。
服についたボールペンの染みを落とす方法!水性ボールペンの場合
水性ボールペンの場合は油性ボールペンと比べると落としやすく簡単です!
時間が経ってしまった染みでも石鹸があれば自宅で落とせることも多いので挑戦してみる価値があると思います!
用意する物
- 汚れてもいい布
- お湯
- 石鹸(洗濯用石鹸でも手洗い石鹸でもOK!)
どこのご家庭にもあるものばかりですね!
水性ボールペンの落とし方
手順は順を追って説明していきますね。
①ボールペンの染みがある部分をお湯で濡らします
お湯ですることで汚れが落ちやすくなります。
②そこにお手持ちの石鹸を付けてなじませ、やさしく揉み洗いをします
雑にゴシゴシと擦ってしまうと、生地が傷んでしまうので優しくしてくださいね。
あくまでもクシュクシュとつまんで揉むように洗ってください。
石鹸がちゃんと泡立つようにするのがポイントです!
③揉み洗いしていると泡にインクが浮いてきますので洗い流します
一度で落ちなかった場合は何度か繰り返してください。
④染みが落ちたら普段通りの洗濯をします
石鹸は何かしらご自宅にあると思うので誰でもすぐにできますね。
もし汚してしまった後早めに気付けたら応急処置をすることをおすすめします!
水で汚れた部分を濡らし、濡れたティッシュペーパーと乾いたティッシュペーパーで挟んで軽くトントンと叩くだけでOKです。
特に水性のインク汚れは水に溶けやすい特性を持っているので服に汚れが付いた直後であれば石鹸を使わなくてもある程度落ちますので試してみてください。
これをやっておくと後々染み抜きする時に大分楽になりますよ!
水性ボールペンの場合はこの方法で大体落とすことができますが…
油性ボールペンや時間が経った染みはこの方法ではなかなか落ち切らないことが多いです。
そういう染みを落としたい方は次に紹介する方法を試してみてください!
服についたボールペンの染みで時間が経った場合オキシクリーンで落とせる?
ボールペンの染みって「気がついた時にはもうだいぶ時間が経っていた!!」なんてことも多いと思います。
時間が経ってしまった染みは先ほど紹介した石鹸を使った方法ではなかなか落ちないことが多いです。
なかなか落ちない場合はオキシクリーンを使った染み抜き方法がおすすめです!
先ほど紹介した石鹸を使った方法では落としきれない時間が経ったボールペンの染みや
油性ボールペンの染みを落とすときに使える方法なのでご紹介しますね。
つけ置きが必要なので少し時間はかかりますが…やること自体は全然難しくないので試してみる価値はあると思います!
用意する物
- オキシクリーン
- 50℃程度のお湯
- バケツや洗面器等つけ置きに使えるもの
- 食器用洗剤
オキシクリーンを使った染み抜き方法
手順は順を追って説明していきます。
①染みがついた部分に食器用洗剤とお湯をなじませて放置します
放置は5分ほどでOKです。
②その間にオキシクリーンと50℃程度のお湯を混ぜてつけ置き水を作ります
割合はお湯4リットルに対してオキシクリーンはスプーン1杯です。
混ぜる際はお湯が少し熱いのと手荒れ防止のために、素手ではなく何か棒のような物を使ってくださいね。
③食器用洗剤を5分なじませたら先ほど作ったつけ置き水に入れます
このまま1時間程度放置してください。
④1時間経ったら染みの落ち具合を確認してください
この時不十分であればさらに30分から1時間追加でつけ置きしてください。
オキシクリーンは40℃~60℃の間で最も効果を発揮します。
温度がさがってしまうと汚れを落とす力が弱くなってしまいます。
1時間つけ置きした後は大分お湯が冷めていると思うので、新しく温かいお湯でつけ置き水を作り直すとよりいいと思います!
また真冬の室外等寒い所でつけ置きするとすぐにお湯の温度がすぐに下がりますので、なるべくお湯の温度が下がらないような工夫をしてみるのもいいと思います。
用意できる方は発泡スチロール製の保冷バッグを使えば保温力は抜群ですので安心です!!
用意できない方でも温かい室内でしたり、ごみ袋などで一枚覆うだけでも少し変わってきますよ!
⑤普段通りに洗濯してください
染みが落ちていれば、その後は普段通りに洗濯してください。
どうですか?
つけ置きに少し時間はかかりますが、放置しておく時間が長いのであまり手間ではありませんよね。
最近ではオキシクリーンもドラッグストアで取り扱われていますし、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
オキシクリーンは染み抜き以外にも普段の洗濯や掃除にも使えるので我が家でも愛用しています。
染み抜き以外にも沢山の使い道がある商品なので、これを機に購入しても悪くないと思いますよ!
時間が経ったボールペンの染みもオキシクリーンを使うと落ちやすいのであきらめる前に是非一度試してみてほしいです!!
服についたボールペンの染みを激落ちくんで落とす方法
アルカリ性の水の力で様々な汚れ落としに便利な水の激落ちくんですが、ボールペンの染み落としにも使えます!
しかもとっても簡単です!
スプレーで吹き付けるだけなので激落ちくん以外に特別なものは必要ありません!
先ほど紹介させていただいた石鹸やオキシクリーンを使うより染みを落とす力は弱いのですが…。
何しろかなり簡単に出来るので、
- つけ置きとか揉み洗いがちょっと面倒くさいな
- 完全に落ちなくてもいいから手軽にできる方法はないかな
そんな風に感じている方におすすめの方法です!
手順はとてもシンプルです!
染みができている部分にタオルを敷いて激落ちくんをスプレーして5分放置し、その後は普段通りの洗濯をします。
なんと簡単な…ずぼらな私にピッタリです!!!
水性ボールペンの染みならこれでも十分落ちることも多いようですが…
油性の場合はうっすらと染みが残る程度にしか落ちないことが多いそうです。
注意点もあります。
激落ちくんは強アルカリ水なので使い方によっては繊維を痛めてしまう可能性があります。
5分以上放置するのはNGです。
ウールやシルクなどの動物性繊維を使ったものは特に相性が悪いので使わない方がいいと思います。
激落ちくんを使った染み落としは白い服や目立つところの染み落としには向いていないかなと思います。
でもズボンの横ポケットなど目立たないところの染み落としとして使うのに丁度いいのではないでしょうか。
個人的に仕事でズボンの内側にボールペンの染みを作ってしまうことが多いのでその部分に激落ちくんを使ってみようと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで3つのボールペンの染み落とし方法について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
自分に合った方法は見つかりましたか?
水性ボールペンの染みの場合は石鹸とお湯を使っても揉み洗いをする方法が合っていそうですね。
油性ボールペンや時間のたった染みの場合は少し手間をかけてオキシクリーンでつけ置きする方法がよさそうですね。
目立たない部分の染み落としであれば最も手軽で簡単な激落ちくんを使った方法がおすすめです。
自分でボールペンの染みを落とす方法は知らない人も多いと思います。
あきらめて捨ててしまったり、クリーニングに出したりする前にご紹介した方法を試してみてはいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
ボールペンの染みに悩んでいる方の参考になれていれば幸いです。
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