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おみくじの大吉・末吉の内容を紹介!面白い内容の言葉も探してみた

豆知識

日本人は宗教を信じていないわけではない。

むしろ節操なくあらゆる宗教が日常の中に、当たり前に入り込んでいるのです。

ついこの前までクリスマスだとキリストの生誕を祝っていたと思ったら、年が変わるや初詣に神社に行ってるんじゃあありませんか。

取り合えず、おみくじを引いてみたもののおみくじの内容って難解なものが多い。

大吉・末吉の内容についてちょとご紹介してみますね。

末吉だからってあまり落ち込む必要はないみたいですよ。

面白い内容も多いおみくじ、それぞれの神社ごとにも趣向を凝らしたものが用意されているので正月に神社にお参りして、今年の運勢を占うのは良い事です。

ぜひまだの方はお近くの神社を訪れてみてはいかがでしょう。

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おみくじの大吉の内容を紹介

おみくじ1番「大吉」こちらが出れば今年も安泰と思われてるかもしれませんが、果たして本当にそうなのでしょうか。

「七宝浮図塔」とか「高峰頂上安」なんて言われても、意味が分かりませんよね。

「七宝浮図塔」は「七宝の浮図の塔」と読みます。

七宝で飾りたて、高く積み上げた仏陀の塔が高い峰にそびえ立っています。これを皆が尊い存在と尊敬の念をもって仰ぎ見ているわけです。ですが塔の見た目だけをいい加減に見ているようではいけません

といった意味となるのです。

つまり、

  • 頂点を極め尊敬されるようになったとしても得意がって油断してはならない
  • 好き勝手に振る舞っていてはならない

という内容に解釈できます。

望んでいた高い地位には恵まれるみたいですが、おごり高ぶっていたら足元をすくわれてしまう。

大吉のイメージとはちょっと違っているみたいですね。

他にも、

病気を治すためには神様や仏様を敬い更には先祖の事も大切にすること。自分自身、病気を治そうと心がけておかねばならない

とあります。

訴訟に勝つことは可能なものの、大きな損が無いと分かっているなら無理に事を荒立てるよりも穏便に済ますべきだ

といった内容もあり。

上り詰めた最上の状態とはなるけれど、自分でも努力は続けなければいけませんし普段以上に用心に用心を重ねるべきだと説かれているのです。

油断大敵。

それがおみくじの大吉の内容ってことです。

大吉が出たからと大喜びしてたら、内容が理解できているとは言えませんよ。

おみくじの末吉の内容を紹介

末吉の末って末広がりの末。

マイナスに受け止めがちですが、どん底に落ちたら後は上がって行くだけです。

これからだんだんと運気が上がってく一方だと思ってガッカリしすぎないことです。

神様からのメッセージをきちんと受け止めてください。

たとえばおみくじ48番末吉の内容として、「見禄隔前渓」とあります。

「見禄隔前渓」は「禄を見るも前渓を隔つ」と読みます。

もうちょっとで財産が手に入りそうなところまで来ているのに前に川が流れているからこそ獲れずヤキモキした状態にあるあなた。ですが、もしも川の向こうに渡ることのできる場所を見つけさえすれば財産はあっという間に得られるのです。おめでたい鷺鳳が天高く飛ぶように大出世だって夢じゃない

といった内容となります。

当然ながら、渡る道を見つけられなければ、財産は手に入らずヤキモキ状態は続きます。

近くにあるように見えていた財産が、逃げていったり誰かに奪われたりして遠く離れてしまうかもしれません。

大吉と同じく、努力は必要なのです。

何事においても、努力なくしてカンタンに手に入ることはないでしょう。

大吉だと一度手元にやってきたと思えるからこそ油断してしまいがち。

一方で末吉は、近くまで来ているけれどあともう少し手を伸ばさなければ・努力を続けなければなりません。

見えているから、あとちょっとと分かっているからこそ頑張れるのではないでしょうか。

と考えると、マイナスな内容どころかむしろ成功に近い位置にいるのは末吉なのかもしれませんね。

おみくじの内容で面白い言葉を探してみた

せっかく全国を旅行や出張で訪れる機会があるのであれば、土地土地の神様を参ってみてはいかがですか。

各地で趣向を凝らしたおみくじが用意されています。

その土地の神様にご挨拶がてら、助言を得るのです。

布忍神社

大阪府松原市の布忍神社の恋みくじとかは有名です。

現代美術アーティストであるイチハラヒロコさんが作っていることもあり、ゴシック体で「それでもあなたを愛したい」など一言メッセージが書かれてあって、何ともインパクトのある内容です。

グーグルのCMで紹介されたこともあり、見たことあるのではないですか。

常泉寺

神奈川県の常泉寺にはかっぱおみくじがあります。

可愛らしい河童の絵と共に「かっぱのひとりごと」ということで文章があるのです。

「笑う門には福来る、笑って笑って」とか大吉とも大凶ともどちらにも解釈できる内容ですね。

超大吉なんてレアなものが出てくることもあるとか。

そうじゃなくても河童の入れ物も可愛らしく、引いてみたくなるおみくじです。

えぞみくじ

北海道の「えぞみくじ」は温かい北海道弁の現地の言葉で書かれたおみくじです。

「幸運の北海道名物」なる項目もあって、道産グルメが紹介されているのです。

せっかく観光で訪れたなら、神様から告げられたメニューを食べてみるのも良いかもしれません。

名物料理が多数ある北海道ですから何を食べるか迷ってしまうはず。

そんな時に神様から背中を押してもらうことができたなら、楽しいことですね。

コンプリートすることで大きな福が得られるみたいですよ。

まとめ

大吉はラッキーで小吉は残念賞って考えているのであれば、おみくじの本質が掴めたとはいえません。

むしろ大吉だと油断していると大きなトラブルに苦しめられることとなるかもしれないのです。

神様からのメッセージを正確に受け止めるためにも、すぐにさっさと木に括りつけずしっかり読み込んでみませんか。

普通のおみくじも良いですが、全国にはおもしろみくじもたくさんあります。

旅の目的の一つとして各地で引いてみるのも楽しいかもしれません。

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