家でチャーシューを作った時に残った煮汁はどうされていますか?
お肉と野菜の旨味がたっぷり含まれたチャーシューの煮汁を使えば美味しい中華スープやプロの味の炊き込みご飯を簡単に作ることができますよ!
今回は、
- チャーシューの煮汁の保存方法は?どれくらい日持ちする?
- チャーシューの残り汁でスープがおいしくできる!
- チャーシューの残り汁で炊込みご飯がプロの味になる!
この3つの項目に分けて、チャーシューの煮汁の保存方法から活用レシピまでご紹介させていただきます。
チャーシューの煮汁は野菜やお肉の旨味がたっぷり出ています。
料理に使おうと思っていても結局使えずに傷んでしまって捨ててしまっていませんか?
どんな風に料理に使えばいいのか分からない時の参考になる内容になっていますので是非最後まで見てください。
チャーシューの煮汁の保存方法は?どれくらい日持ちする?
チャーシューの煮汁の保存方法は鍋に入れたままにせずにタッパーやタンブラーなどの保存容器に入れ変えて冷蔵、冷凍してください。
保存期間は冷蔵庫では約1週間冷凍庫では約1ヶ月間ぐらいが目安です。
それぞれの場合に分けておすすめの保存方法や使い分けのポイントを説明していきますね。
冷蔵保存する場合
冷蔵保存の場合は、こぼれてしまうと油でぬるぬるになって片付けが大変なので、しっかり蓋ができる容器に入れて保存する事をおすすめします。
ジッパー付きの保存袋に入れる人もいるようですが個人的にはやめておいた方がいいんじゃないかなと思います。
私は過去にジッパー付きの保存袋で液体を保存していてこぼした経験があります。
拭き掃除も大変ですが、冷蔵庫の中に匂いがついてしまってなかなか取れませんでした。
蓋がしっかり閉まる筒状のタッパーや蓋付きのガラス瓶ならこぼれる心配もありませんし、冷蔵庫の横のポケットにも立てて入れられるので便利ですよ。
両方100均で売っていますので家にない場合は探しに行ってみてくださいね。
入れる容器はアルコール消毒や熱湯消毒しておくと安心です。
冷蔵庫で保存する場合はなるべく早めに長くても1週間くらいまでに使いきってしまいましょう。
野菜やお肉のかけらが入ったままだと雑菌が繁殖しやすいので、ちゃんと取り除いておいた方がいいと思います。
ざるや布巾を使ってこしておくと安心です。
炊き込みご飯やスープなど、一度に沢山煮汁を使う料理をする予定がある時は、冷蔵保存の方が使いやすいと思うのでおすすめです。
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合は、離乳食をキューブ状に凍らせることができる冷凍保存容器を使う方法がおすすめです。
蓋付きの製氷器みたいな形をした物です。
シリコン製のものや簡単にスルッと取り出しやすい商品が沢山販売されていますよ。
大さじ1〜2ずつに分けて冷凍しておけば料理を作る時に分量も把握しやすく凍ったままポンっと入れる事もできるのでとても使いやすいですよ。
冷凍庫で保存する場合は少し長持ちして約1ヶ月持つのでスープストックみたいにしておくと便利です。
煮汁を使った料理を近々する予定がない場合は冷凍保存しておくといいですね。
「今日は時間が無いからパパッとチャーハンで済ませよう!」そんな時に私は冷凍した煮汁を使います。
凍ったままでも気にせずにポンっと入れるだけで味付けが完結するのでとても助かります。
チャーシューの残り汁でスープがおいしくできる!
チャーシューの残り汁にわかめと卵、ネギを入れれば10分以下で簡単に中華スープが出来ます。
時間が無い時にもすぐ出来て、味もばっちり決まります。
こちらでは、チャーシューの煮汁で作る!ネギとわかめと卵の中華スープのレシピをご紹介します。
チャーシューの煮汁で作るネギとわかめと卵の中華スープ
【材料】
- チャーシューの残り汁:適量
- 水:適量
- 鶏がらスープの素:小さじ2
- ネギ:1/2本
- 卵:1個
- 塩コショウ: 少々
【作り方】
① チャーシューの残り汁はザルでこしておきます。
② ネギは小口切りにして、わかめは水かお湯で戻しておきます。
③ 残り汁に水を加えて味の濃さを調節して鍋に入れ、鶏がらスープの素を加えて火にかけます。
お好みで塩コショウを入れてもいいです。
水と残り汁合わせて500mlぐらいになるようにしてください。
④ 沸騰したら、ネギを入れます。
⑤ ひと煮立ちしたらワカメを入れ、最後に卵を流し込んで完成です。
火が通りにくい材料を一切使って無いので10分以内で出来上がるスーパー時短レシピになります。
具材はシンプルですが、チャーシューの残り汁は旨味たっぷりなので十分満足できるスープですよ!
ごまやごま油を足すと香りが足されて美味しくなります。
もちろん冷蔵庫にある野菜を沢山入れて作ってもOKです!
おなかが膨れるスープが食べたい時は豆腐も入れるとさらにボリューミーになりますよ。
鶏がらスープをコンソメに変えると洋風スープにアレンジできます。
どんな具材でも、美味しく出来ると思うので色々と試してみてくださいね。
チャーシューの残り汁で炊込みご飯がプロの味になる!
チャーシューの残り汁を使ってご飯を炊けば、まるでプロが作ったようなおいしい炊込みご飯ができますよ!
チャーシューの残り汁は肉と野菜の旨味がたっぷりなので調味料は足さなくてもOKです。
こちらでは、煮汁を使った簡単炊込みご飯のレシピをご紹介します。
チャーシューの煮汁を使った簡単炊込みご飯
【材料】
- チャーシューの煮汁:適量(濃さによります)
- 水:適量(煮汁と合わせてちょうど良くなるように)
- 豚肉:200g
- しめじ:1房
- 米:3合
【作り方】
① お米を洗ってざるに入れておきます。
② 豚肉は食べやすい大きさに、人参は千切りに切っておきます。
しめじは石突を落として適度にほぐしておきましょう。
③ チャーシューの残り汁をざるでこします。
生姜のかけらは取り出して細か目に切って他の具材と一緒に炊くと美味しく仕上がりますよ。
④ チャーシューの残り汁を鍋に入れて沸騰するまで加熱します。
⑤ 沸騰したら豚肉を入れて少しだけ火を通しておきます。
⑥ 豚肉の色が変わったら他の具材を加えてサッと火を通します。
豚肉と野菜はお米と一緒に炊飯器で炊くので完全に火が通らなくてOKです。
⑦ お米を炊飯器に入れます。
⑧ 残り汁と水をブレンドして味の濃さを調節し、3合の目盛の少し下のあたりまで入れます。
人参やキノコから水分が出ます。
水分は気持ち少な目にしておいた方がお米がベチャッとしにくいです。
チャーシューの残り汁と水は味見をしながら「ちょっと濃いかな?」と思うくらいに調節するのがおすすめです。
⑨ にんじん、しめじ、生姜を入れて炊いたら完成です!
炊き込みご飯モードでも通常モードでもどちらでもOKです。
このレシピなら醤油やみりんなど他の調味料を入れなくても簡単に美味しい炊き込みご飯が出来上がります!
今回は豚肉を使ったレシピをご紹介しましたが、鶏肉のチャーシューを作った残り汁を使う場合は、鶏肉に変えてもいいと思います。
私はシンプルな具材で作るこの炊き込みご飯が好きなんですか、他の具材を入れてもいいと思います。
ひじきや油揚げ、舞茸、しいたけあたりがおすすめです。
お米をもち米に変えて、少し味を濃く調節すればお店ででてくるような本格的な中華ちまきが出来ますよ。
まとめ
ここまでチャーシューの煮汁の保存方法や煮汁の活用料理レシピをご紹介してきましたがいかがでしたか?
少し長くなったのでまとめさせていただきます。
- チャーシューの煮汁は冷蔵保存の場合は1週間、冷凍保存なら1ヶ月日持ちします。
- 冷蔵保存の場合は、蓋付きの筒状の保存容器に入れて保存するとこぼれにくいのでおすすめです。
- 冷凍の場合は、離乳食用の容器やスープストック用の製氷器を使うと取り出しやすく使いやすいのでおすすめです。
- 煮汁に卵とわかめを入れると10分以下で美味しい中華スープが簡単にできます。
- 残り汁と野菜やきのこを使ってお米を炊けば、美味しい炊き込みご飯が簡単に出来上がります。
チャーシューを作るのは手間がかかりますのでせっかくだったら煮汁まで使い切りましょう!
冷凍ストックしておけばパパッと料理に使えるので「料理上手だね!」と言われるようになるかもしれませんよ。
コメント