車を運転していて、ワイパーを使用するとき「キュッキュッ」や「ガガー」というようなすべりが悪い感じの音がすることありますよね?
そんな音がするときってワイパーを動かしてもフロントガラスに水が残ってたり、一回、気にし出すと、余計に音がうるさく感じてしまいます。
『ビビリ音』などといわれているもので、ワイパーの劣化やゴムの汚れが原因のことが多いです。
今回は、『ビビリ音』にうんざりしているあなたにその原因や対策をご紹介していきたいと思います。
ワイパーのキュッキュッ音が中古車でなった場合の対策
ワイパーの『ビビリ音』・・・・・・鳴る音もさまざまな音があるので、原因もひとつではないですが、中古車だから鳴る!と言うわけではありません。
フロントガラスとワイパーゴムの当たりが悪い場合や汚れている場合、ゴム自体が切れたりしてだめになっている可能性もあります。
ワイパーゴムは1年で交換が理想的とされています。
ですが、なかなか一年ごとに交換する人も少ないのではないでしょうか。
たまに、ガソリンスタンドのお兄さんが「ワイパーだめそうですね」「ワイパー交換したほうが良さそうっすね」とか教えてくれますが。
ビビリ音や拭き取りが悪いなど、何かないと換えようと思いませんよね~。
わたしもそうです。
そうして、長期間ワイパーを使っているとゴムが切れたり曲がったりとだめになってきます。
住んでいる地域の環境にもよりますね。
青空駐車だったり、積雪が多かったり、そういったことが重なるとゴムの劣化は早まります。
対策としては、ゴムの交換になります。
積雪用やビビリ音解消のワイパーもあります。
わたしの住んでいる地域は雪が多いのでゴムの部分が凍ってしまったり、それが溶けきらないうちにワイパーを作動させてしまったり、ワイパーの寿命を確実に縮めています。
案の定、一冬越すと、ワイパーのゴムがだめになります。
夏くらいになって、気づきますね。
今年は積雪用のワイパーにしようかと悩んでいます。
ゴムはガソリンスタンドやホームセンターに売っているのであなたの乗っている車の車種と合っているゴムを買ってくださいね。
また、ガソリンスタンドは取り付けもしてくれます。
ゴムを交換するときに、一緒にワイパーブレードも換えるのもひとつですね。
ワイパーブレードはゴムを押さえている金具の部分ですね。
ワイパーブレードは3年くらいで交換するのがいいらしいです。
ゴムの交換をするときに、あわせて聞いてみるといいですね。
ワイパーブレードを交換するとき、『ビビリ音』の原因がフロントガラスとの接触が悪かった場合にも対応できます。
ブレードを外したときにアームの確認をします。
アームの角度が悪いと『ビビリ音』が鳴ることがあります。
アームが曲がっているとフロントガラスと密着しません。
積雪の多い地域だと、ワイパーを立てていますね。
わたしの地域もそうなので、もれなく立てています。
アームが曲がらないための対策です。
ゴムやワイパーブレードを換えても、まだキュッキュッいうときは、アームを動かすためのバネ部分がさびているかもしれません。
多少なら、自分でも直せますが、アームが曲がって浮いている場合やさびてきたしまった場合は、ディーラーやガソリンスタンドでプロにお願いした方がいいかもしれません。
そんな滅多にあることではないですが・・・。
あとは、ゴムの汚れですね。
これはすぐにでも確認できると思います。
『ビビリ音』が鳴ったら、まず汚れていないかを見るのが手っ取り早い対策でしょう。
大風の吹いた日は砂埃で汚れてしまいますし、普段からほこりや異物で汚れがたまります。
気づかないものですが、そういった汚れがフロントガラスとワイパーの密着の妨げになります。
これも、なかなか気づかないんですよね~。
濡れたタオルなどでワイパーを拭くだけで対策できます。
わたしは給油のとき、窓を拭いたついでに最後にワイパーも一拭きするようにしています。
洗車ができない日が続いたり、忘れてしまうことも多いので、給油のときに一拭きはおすすめです。
ワイパーのキュッキュッ音は新車でもなる!?原因は?
『ビビリ音』に新車も中古車も関係ないと言えば関係ないのですが、劣化の部分に対しては、やっぱり中古車の方があるかもしれませんね。
じゃあ、新車は大丈夫なんじゃない?と思ったかもしれませんが、新車には新車のメリットがデメリットになってしまうこともあるんです。
新車いいですよね~。
わたしも長年乗った車を先日、買い換えました~。
ピッカピカで、キラッキラッでテンションあがります。
洗車も頑張っちゃおう!と思えます。
ピッカピカを保ちたいですもんね。
そのピッカピカ、キラッキラッ、撥水コーティングもしていますか?
ボディには問題ないですが、フロントガラスにも撥水処理をしている場合は『ビビリ音』が鳴ることもありますよ。
新車じゃなくても小雨のときに『ビビリ音』が気になることないですか?
それと同じことが、フロントガラスの撥水コーティングで起きているんです。
雨をはじいてくれて、視界良好、汚れもつきにくいとメリットが多いのですが、水分が少ない分、ワイパーのすべりが悪くなってしまうんです。
せっかく撥水コーティングしたのに、ワイパーがうるさいんじゃなんだか、本末転倒な感じですよね。
撥水コーティングが均一じゃないと『ビビリ音』が鳴ることもあります。
その場合は、いったん撥水コーティングを剥がし、均一の厚さに塗り直す必要があります。
コーティングを剥がさなくても、撥水加工用のワイパーもあります。
ただ、コーティング剤とワイパーゴムの相性が悪いという場合もあります。
そればっかりは、使ってみないとわからないといったところです。
ディーラーやカーショップなどで相談してみるのもいいですね。
新車であれば、買ったところで直してくれる場合もあります。
保証が効く期間をあらかじめ、聞いておくといいかもしれませんね。
まとめ
ワイパーの『ビビリ音』、音だけだし「まっ、いっか~」と放っておかないでくださいね。
放っておいて、運転に支障が出てしまう場合や、ワイパーだけでなく、関係する部品が壊れたりします。
無理な状態をずっと続けていれば、必ず他のところにも負担がかかってきてしまいます。
『ビビリ音』がする場合は、ワイパーの役割がきちんとできていないから鳴ります。
そうなると、フロントガラスの拭き取りが悪くなったりします。
あまりひどいと、視界不良なんてことにもなり、重大事故につながりかねません。
それに、夜間の運転では日中の運転に比べて余計に見にくいですね。
そこに雨が降っているとなると、なおさらです。
対向車のライトで視界が遮られたりするのは、晴れているときより雨が降っているときの方が遙かに悪いですよね。
車は便利ですが、危険な乗り物でもあります。
運転しているあなたの心がけが重要になってきます。
わたしも、日々、危険だと意識して運転するようにしています。
そうすることで、気をつけようと思う気持ちが大きくなります。
子どもをとなりに乗せているときは特に思いますね。
同乗者の命も預かっていると認識しないと!と自分自身に言い聞かせています。
ほんのちょっとの心がけで車の異常にも気づきやすくなる気がします。
日常のメンテナンスにも目が向くようになりました。
異音は何らかの合図と思って、早めの対策をしてくださいね。
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